
こんにちは、大阪の社会人ロックバンド『The Third Glow』スタッフです。
ライブのダイブ・モッシュとは?種類・注意点・楽しみ方・避ける方法をわかりやすく解説
こんにちは、大阪の社会人ロックバンド「The Third Glow」スタッフです。
「ライブに行く予定があるけど、モッシュって何?」
「ダイブって聞いたことあるけど、実際どんな感じなんだろう」
「前の方で観たいけど、巻き込まれたらどうしよう」
ライブハウスやフェスに行く前に、そんな不安を感じたことはありませんか?
「モッシュ」や「ダイブ」という言葉を聞いて、なんとなく激しそう、怖そう、という印象を持つ人もいるかもしれません。調べてみると、接触や転倒などの話題に触れている情報もあり、余計に身構えてしまうこともあると思います。
ただ、モッシュやダイブが「何を指す言葉なのか」「どういう場面で起きやすいのか」「苦手な場合はどう距離を取ればいいのか」といった部分は、意外とまとまって語られていないことも多いです。
今回は、モッシュやダイブについて、否定も肯定もしすぎず、できるだけ落ち着いて整理してみたいと思います。参加する人もいれば、参加しない人もいる。どちらも間違いではなく、それぞれの楽しみ方がある。そんな前提のもとで、向き合い方や選び方を考えていきます。
まずは、モッシュとダイブがどういうものなのか、基本的なところから整理します。
モッシュ(Mosh) は、ライブ会場の前方などで、観客同士が接近した状態で体を動かし、結果として押し合い・揺れ合いのような動きが起こる状況を指すことが多いです。曲のテンポに合わせて跳ねたり、前後左右に動いたりする中で、周囲とぶつかったり、スペースが詰まったりすることがあります。盛り上がり方の一つとして、ロックやパンク、メタルといったジャンルで見られる場面があります。
ダイブ(Dive) は、観客が宙に浮くような形になったり、人の上を移動したりする行為を指す言葉として使われます。クラウドサーフ(群衆の上を人が移動する)やステージダイブ(ステージから客席側へ飛び込む)などが代表的で、周囲の人たちの支えがあって成り立つ行為です。
こうした動きが起きる背景には、いくつかの要素があります。
一つは、曲のテンポや盛り上がりです。アップテンポで熱量の高い曲が続くと、体を動かしたくなる感覚が自然に生まれ、それが場の動きにつながることがあります。音楽のエネルギーを、身体の動きとして表現したいという感覚に近いかもしれません。
もう一つは、前方に人が集まりやすい構造です。ライブハウスやフェスでは、ステージに近い場所ほど人が密集しやすく、少しの動きが周囲に伝わって、会場全体の揺れのように感じられることもあります。最初から「やろう」と決めているというより、場の条件が重なって起きるケースもあります。
ただし、すべてのライブでモッシュやダイブが起きるわけではありません。ジャンルによっても違いますし、同じジャンルでも会場の雰囲気やその日の客層によって変わります。落ち着いて聴くタイプのライブもあれば、熱量高く盛り上がるタイプのライブもある。どちらが正しいということではなく、単に性質が違うだけです。
モッシュには、いくつかの呼び方や形があります。ここでは「やり方」を教えるというより、「こういう状態が起きやすい」という整理として紹介します。
前方の観客が、曲に合わせて跳ねたり動いたりする中で、人と人の距離が近くなり、押し合いのような状態が起きることがあります。激しい曲のサビや、盛り上がるパートで生まれやすいです。
体を揺らしたり、前後左右に動いたりする動きが周囲にも伝わって、エリア全体が揺れているように感じることもあります。
激しさはライブによって幅があります。軽く押し合う程度で収まることもあれば、動きが大きくなって接触が増えることもあります。前方にいる人の中には、ある程度の密度や接近を想定している人も多い一方、苦手に感じる人がいても不思議ではありません。
観客が円形のスペースを作り、その周辺や中央で走ったり動いたりする形です。周囲の人たちが円を作り、中央が動きやすい空間になるイメージに近いです。
パンクやメタル、ハードコア系のライブで見られることがあり、テンポの速い曲や盛り上がりが高まる場面で自然に起きることもあります。
この形は、参加する人と、距離を取って見守る人が比較的分かれやすい傾向があります。ただ、円が動いたり広がったりすることもあるので、近くにいる場合は周囲の流れを見ておくと安心です。
観客が左右に分かれ、合図のようなタイミングで中央に向かって動く形として語られることがあります。アーティストやMCの呼びかけをきっかけに始まることもあります。
動きが大きくなりやすい形なので、主にメタルやハードコア系などで見られることがあります。会場やイベントによっては、こうした行為自体を好ましくないとして制限している場合もあります。
この形が起こるときは、空気の変化が分かりやすいことも多く、「参加したい人が前に残り、そうでない人は距離を取る」という流れになりやすい面があります。無理に合わせる必要はなく、見守る側に回る選択も自然です。
頭を振ってリズムを取るような動きです。メタル系のライブでよく見られます。
モッシュやダイブほど周囲を大きく巻き込む行為ではない一方、スペースが狭い場所では髪や腕、体の動きが近くの人に当たることもあります。自分が楽しむのと同時に、周りの距離感を意識している人が多い印象です。
こうした動きには、向き・不向きがあります。好きな人もいれば、苦手な人もいる。どちらが正しいという話ではなく、自分に合った距離感を選べばいい、という整理で大丈夫だと思います。
ダイブにも、いくつかの代表的な呼び方があります。
観客が他の観客の手の上に乗り、群衆の上を移動するように見える行為です。周囲の人たちが支えながら、ステージ方向や後方へと流れていく場面もあります。
盛り上がりのピークで起きやすく、サビやクライマックスなど、熱量が一気に上がる瞬間に発生することがあります。一人が始めると、続く人が出ることもあります。
この行為は、周囲の協力が前提になります。支える側は急に体重がかかることもあり、前方にいる場合は「いつ起きても不思議ではない」という前提で空気を見ている人もいます。
ステージから客席側へ飛び込む行為を指します。アーティスト本人が行うこともあれば、観客がステージに上がって行おうとするケースも語られます。
ただ、ライブハウスによっては禁止しているところもあります。危険性が高く、会場のルールや安全管理の観点から、明確に制限している場合があるためです。アーティスト側が「やめよう」と呼びかけることもあります。
ステージダイブも、受け止める側の協力が前提です。受け止める人がいない状況では成立しにくく、結果的に大きな怪我につながる可能性もあるため、会場の方針が分かれやすい行為です。
観客が他の観客を持ち上げる行為を指します。肩車のような形になったり、複数人で抱え上げたりすることもあります。
曲の盛り上がりやライブ終盤などで見られることがありますが、持ち上げる側・持ち上げられる側の双方の意思や、周囲の状況がそろって初めて成り立つ行為です。
これらのダイブは、すべてのライブで起きるわけではありません。ジャンルや会場、イベントの方針、その日の熱量によって、起きたり起きなかったりします。
また、ダイブが苦手な人がいて当然です。急に人が近づいてきたり、予想していない動きが起きたりすること自体が苦手、という人もいます。それは決しておかしなことではなく、自然な感覚だと思います。
モッシュやダイブに参加する人にとって、それらは音楽を楽しむ一つの方法として存在しています。
参加する人が魅力として挙げることが多いのは、たとえば 一体感 です。周囲と同じ熱量で、同じ瞬間を共有しているように感じられる。音楽の盛り上がりを、身体感覚で分かち合っている感覚に近いかもしれません。
高揚感 を挙げる人もいます。体を動かすことで、普段の生活とは違うテンションになり、音楽に引っ張られていくような感覚を得られる。そうした非日常性が魅力になることもあります。
非日常性 も大きな要素です。日常ではなかなか起きない距離感や熱量の中で、音楽に没入できる。ライブという空間だからこそ味わえる体験として、そこに価値を感じる人がいます。
ここで大切なのは、こうした魅力はあくまで「そう感じる人もいる」という話であって、全員が同じように楽しめるわけではない、ということです。
モッシュやダイブが苦手な人もいます。動きが激しい空間が怖いと感じる人もいれば、体を動かすこと自体より、予測できない接触が苦手という人もいます。音楽は静かに聴きたい、というスタイルの人もいます。
ライブの楽しみ方は、一つではありません。
前方で盛り上がる人もいれば、後方でじっくり音を聴く人もいます。端の方で、会場の空気をゆったり味わう人もいます。どの楽しみ方も、その人にとっての正解になり得ます。
モッシュやダイブは、ライブの楽しみ方の一つであって、すべてではありません。参加する・しないは、自分で選べます。参加しないからといって、ライブを楽しめていないわけではありません。
モッシュやダイブには、一定のリスクが伴うことがあります。これは、事実として知っておくと安心につながる部分だと思います。
転倒すると、周囲の動きによって足元が不安定になりやすいことがあります。接触が増えると、打撲や擦り傷のようなことが起きる可能性もあります。ダイブのように体が浮く動きは、状況によっては大きな負担になることもあります。
また、海外を含めて、大きな混雑や事故が話題になったケースが報告されているのも事実です。ただ、ここで強調したいのは「恐れた方がいい」という話ではなく、「だからこそ配慮が前提になる」 という整理です。
モッシュやダイブが起きている場では、参加者同士の暗黙の了解として語られることがあります。
転んだ人がいたら周囲で助ける。落とし物があれば拾って声をかける。明らかに嫌がっている人や、困っていそうな人を無理に巻き込まない。そうした配慮が積み重なって、はじめて「成立している状態」になります。
さらに、ライブハウスやフェスのスタッフも、危険な状況になりそうなときは介入します。会場によってはルールとして明確に制限していることもありますし、アーティスト自身が「落ち着こう」と呼びかけて場の空気を整えることもあります。
危険性がゼロではないからこそ、配慮しながら楽しむ。その前提があることで、同じ空間にいろいろな人がいられる状態が保たれている、と捉えると分かりやすいかもしれません。
モッシュやダイブが苦手な人は、距離を取ることができます。無理に前方にいる必要はありません。
「ライブを楽しむなら前の方で観ないといけない」と感じる人もいるかもしれません。でも、前方が正解というわけではありません。
後方でも、端の方でも、ライブは楽しめます。むしろ、後方の方が音のバランスが良く聴こえたり、会場全体の雰囲気をつかみやすかったりすることもあります。
前方にいることだけが、ライブを楽しむ方法ではありません。自分に合った場所を選ぶことが大切です。
モッシュやダイブが起きやすいのは、基本的にステージ前方の中央付近と言われることが多いです。逆に言えば、それ以外の場所は、比較的落ち着いて観られることもあります。
後方 は、距離を取りやすい場所です。音も聴きやすく、全体を見渡せるので、雰囲気を楽しみやすいです。
端の方(左右の壁際)も、比較的落ち着いていることがあります。前方でも端なら、中央の動きとは距離ができる場合があります。
段差がある場所 や 柵がある場所 は、物理的にスペースが区切られやすく、落ち着いて観やすいケースがあります。
会場によって構造は違うので、入場したら一度全体を見渡してみると安心です。どこが落ち着いていそうか、どこに人が集まりやすそうか。そうした様子を見て、自分の立ち位置を決めるだけでも、気持ちは変わりやすいと思います。
ライブの途中で、空気が変わることがあります。最初は穏やかだったのに、途中から熱量が上がって動きが増える。そういうときは、移動して大丈夫です。
「せっかくここに来たから」と無理に留まる必要はありません。自分が快適に楽しめる場所に移動する。それは自然な行動です。
ライブは、自分が音楽を楽しむための時間です。周りに合わせすぎて苦しくなるより、自分に合う距離感を選んだ方が、結果的にいい体験になりやすいと思います。
もし、モッシュやダイブに巻き込まれそうになったとき、どう考えればいいでしょうか。
無理に押し返そうとすると、周囲の動きが増えてしまうことがあります。我慢し続けると、自分の体力的にもきつくなり、結果として危ない状況になることもあります。
一番シンプルなのは、離れることです。後ろに下がる、端に移動する。物理的に距離を取ることで、巻き込まれる可能性は下げやすくなります。
「ちょっと苦しいです」「通ります」など、短くでも声をかけるのは有効な場面があります。
盛り上がっている最中は周囲の状況が見えにくい人もいるので、声が届くことで気づいてもらえることもあります。言いにくいときは、近くの人に目線で合図を送るだけでも助けになりやすいです。
どうしても危ないと感じたら、スタッフを頼ってください。ライブハウスやフェスのスタッフは、会場を安全に回す役割があります。
「少し危ないです」「移動したいです」と伝えれば、対応してもらえることがあります。遠慮する必要はありません。
巻き込まれそうになったときに、「自分が前にいたから悪いのかな」「我慢しないといけないのかな」と思ってしまう人もいるかもしれません。
でも、そう考える必要はありません。参加しない選択も、音楽を楽しむ権利も、どちらも大切です。
巻き込まれそうになったら、離れていいし、声をかけていいし、スタッフを頼っていい。そうして自分を守ることは、自然なことです。
ライブは、いろんな楽しみ方をする人が集まる場所です。
モッシュやダイブに参加する人もいれば、参加しない人もいます。前方で盛り上がる人もいれば、後方で静かに聴く人もいます。
大切なのは、お互いを尊重することです。
モッシュやダイブに参加する人は、それを他人に押し付けないことが前提になります。参加したくない人を、無理に巻き込むのは避けたいところです。
「この曲は盛り上がりたい」という気持ちが出ること自体は自然ですが、同じ空間にいろいろな人がいることも忘れない。そうしたバランスが大切だと思います。
動きがあるエリアでは、周囲の状況を見ることが求められます。明らかに困っていそうな人がいたら距離を取る。転んだ人がいたら助ける。そういう配慮があって、場が保たれます。
参加しない人も、参加する人を否定する必要はありません。「自分は参加しない」という選択を持てばいいだけです。
お互いが、お互いの楽しみ方を尊重する。対立ではなく共存です。やる人も、やらない人も、どちらもライブを楽しんでいる。その多様さが、ライブの良さでもあります。
モッシュやダイブは、ライブの一部として存在しています。でも、それがすべてではありません。
参加する人にとっては、音楽を楽しむ一つの方法です。一体感、高揚感、非日常性。そういう魅力を感じている人がいます。
一方で、苦手な人がいて当然です。怖いと感じる人がいることも自然です。ライブの楽しみ方は一つではなく、それぞれが自分に合う距離感を選べます。
また、リスクがゼロではないからこそ、配慮が前提になります。転んだ人を助ける、困っている人を巻き込まない、周囲を見る。そうした意識があって、同じ空間にいろいろな人がいられる状態が作られます。
モッシュやダイブが苦手な人は、距離を取って大丈夫です。後方、端、段差のある場所など、自分に合った場所で音楽を楽しめばいい。無理に前方にいる必要はありません。
もし巻き込まれそうになったら、離れていいし、声をかけていいし、スタッフを頼っていい。自分が悪いわけではありません。
ライブは、やる人とやらない人が共存して成り立ちます。お互いを尊重しながら、それぞれの楽しみ方をする。それが、ライブという場所の良さだと思います。
配慮しながら、みんなで楽しむ。それが、いちばん大切なことです。
私たちThe Third Glowのライブは、モッシュやダイブが起きにくいタイプの楽曲・スタイルです。ロックではありますが、激しく体をぶつけ合うような空気になりにくいと思います。
ただ、盛り上がれる曲やアップテンポな曲もあるので、体を揺らしたり、リズムに乗ったり、そういう楽しみ方はできます。前方でも後方でも、自分に合った距離感で楽しんでもらえたら嬉しいです。
もし興味があれば、ぜひ遊びに来てください。
必ず起きるわけではありません。
モッシュやダイブは、ジャンルや出演者、会場の雰囲気、その日の盛り上がり方によって起きることもあれば、まったく起きないこともあります。静かに音楽を聴くタイプのライブや、落ち着いた雰囲気のイベントでは、ほとんど見られないことも多いです。
そんなことはありません。
ライブの楽しみ方は人それぞれで、前方で盛り上がる人もいれば、後方で音や空気感を楽しむ人もいます。モッシュやダイブに参加しなくても、音楽そのものを十分に楽しむことができます。
一般的には、後方や左右の端、段差のある場所、柵付近などが比較的落ち着いて観やすい傾向があります。
会場に入ったら全体の雰囲気を見て、「激しそうな場所」と「落ち着いていそうな場所」を確認してから立ち位置を決めると安心です。
無理に我慢したり、押し返したりする必要はありません。
少し後ろに下がる、端に移動するなど、物理的に距離を取るのが一番安全です。それでも不安な場合は、周囲に声をかけたり、スタッフに相談して問題ありません。
危険性がゼロではないのは事実です。
転倒や接触による怪我のリスクはあります。ただし、多くの現場では「転んだ人を助ける」「嫌がっている人を巻き込まない」といった配慮が前提となっています。危険だから一律にダメ、というよりも、配慮があって成り立つ文化として捉えられることが多いです。
不安に感じるのは自然なことです。
無理に前方に行く必要はありませんし、途中で場所を変えても問題ありません。ライブは「自分が楽しめる距離感」で関わっていい場所です。最初は落ち着いた位置から雰囲気を感じてみる、という選択も十分にアリです。
失礼ではありません。
参加する・しないは個人の選択です。モッシュやダイブを楽しむ人もいれば、距離を取りたい人もいます。お互いの楽しみ方を尊重することが、ライブという空間では大切にされています。
出演者の音楽性、客層、会場の規模や構造など、さまざまな要素が影響します。
同じジャンルでも、イベントごとに雰囲気が大きく違うことは珍しくありません。事前にSNSや過去のライブ情報を見ておくと、ある程度イメージしやすくなることもあります。
あります。
実際、多くのライブではモッシュやダイブが起きません。体を揺らしたり、手拍子をしたり、静かに聴いたりと、落ち着いた楽しみ方が中心のライブもたくさんあります。
最初から決める必要はありません。
実際に足を運んでみて、「ここは安心」「ここは少し激しい」と感じながら、自分なりの距離感を見つけていけば大丈夫です。ライブは経験を重ねる中で、少しずつ自分なりの楽しみ方が見えてくるものです。
The Third Glow スタッフ
大阪を拠点に活動する、社会人ロックバンド The Third Glow のスタッフです。
社会人になっても音楽を続けたい方や、バンド初心者の方に向けて、スタッフ目線でコラムを発信しています。
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